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縁 起
中国地方第一の繁華街である中央通りの一角に「とうかさん」として親しまれる円隆寺があります。「とうかさん」は、元和五年(1619年)浅野長晟公(ながあきら)が紀州から安芸の国主として広島城へ入封の際、現在地に円隆寺を建立し、國前寺十七世慈善院日音上人をお迎えし開山したのが始まりです。
日音上人は若年で出家し、学を関東飯高檀林に学んだ学徳兼備の名僧であり、また、祈祷の名師でもありました。
昭和二十年八月六日、人類初の原爆によって本堂をはじめ、その全てを焼失。疎開中の過去帳のみが戦禍からまぬがれたのでした。
終戦後、戦災復興が進む中、多大な苦労の末、昭和二十一年に三五坪の家屋を建造。
昭和四十年(十八世日禎代)には念願の本堂・庫裡・とうか堂(鉄筋コンクリート建て百三十坪)を建立し、寺観を一新して現在に至ります。
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